第2弾開催レポート

●LIVING姫路 掲載

神戸新聞 掲載

神戸新聞掲載2022.8.3

DAY1:開催の様子

第2弾はじまりました!こどもマルシェ〜6次産業まるごと体験プロジェクト〜 DAY1はzoom開催
さて!とうもろこしのおすすめの食べ方知っていますか?とうもろこしは、夏のこの時期、4時・5時と朝早くに収穫すると甘みが増して美味しいそう。収穫したばかりのとうもろこしは生でガブリといけます!そのほかの食べ方としては「ラップしてチン」・「蒸し」・「焼きとうもろこし」とやっぱりとうもろこしはそのままの形状で食べるのがいつもの私たちの消費の仕方ですね。今回の企画では原材料に「とうもろこし」を使ったお菓子などのアイデアを考えるところから始まります!Zoomのチャットに「コーンフレークはとうもろこしでできているの?」などいろんな質問が寄せられ、みんなの前のめりな感じに次回DAY2商品企画プレゼンテーションが楽しみです!

Q.クイズ:とうもろこしの花の色は何色でしょう????

DAY商品アイデア企画プレゼン大会

商品企画のプレゼン大会!特別ゲストとして、兵庫県中播磨県民センター 法田尚己センター長にご参加いただき、子供達にあたたかいメッセージをいただきました!そして、このプロジェクトのお楽しみ★こどもたちのユニークな発想に大人がびっくりする瞬間!そして超短時間で商品企画を実現可能なものにまとめあげていくプロフェッショナルのスキルを垣間見る瞬間でもあります。チームビルディングのためのマシュマロチャレンジ*ゲームにも取り組みました。プロのお仕事探訪コーナーでは播磨リビング新聞社の編集者さんに誌面でわかりやすいキャッチコピーの付け方など興味深いお話もあり、学びがぎゅぎゅっと満載な1日になりました。

DAY3とうもろこし収穫体験

とうもろこしの収穫体験!真夏の暑い日差しの中、朝9時に夢前に集合収穫時間は30分!実がぎゅっと詰まったとうもろこしを見つけていざ収穫。前日に作る商品が決定しましたので、その材料となる量を、飾りに使用するヤングコーンも同時に収穫!とれたてのとうもろこしを生でガブリとほおばると、口いっぱいに甘いコーンが広がって「美味しい!」の声があちらこちらで。衣笠さんのはからいで焼きもろこしも試食し甘さが変化することも確かめることができました。
場所を置塩公民館に移して、収穫したとうもろこしの皮剥ぎ・実をほぐす下処理にチャレンジ。とうもろこしご飯と衣笠さん農園ですくすく育った茄子と玉ねぎのお味噌汁、とうもろこしのひげを炒って作ったコーン茶でランチタイム。五感をフルに使っての収穫体験となりました。いよいよ次回は製造体験です。

DAY4加工・製造体験

こどもたちのアイデアをもとに、みかしほ学園監修のオリジナルレシピが完成しました!製作する商品は4種6品に決定!

収穫したとうもろこしは、ピューレ・焼きもろこし・とうもろこしジャムに加工し、材料として使いやすいカタチに変身。学生さんとワンチームになってそれぞれのレシピの製造に取り組みました!みかしほ学園の先生をはじめ生徒の皆さんがこどもたちに寄り添い、ひとつひとつ丁寧に仕上げた商品たち。後半はパソコンで販売の際に使用するPOPの制作にも取り掛かりました。いよいよ次回は販売体験です!

DAY5販売体験

さあ!いよいよ、自分達が企画した商品を作って売る日を迎えました!お天気もよく人通りもあるピオレ姫路さんの北側の通路にテントをたてて、各チーム看板や自分でデザインしたPOPを取り付け、商品を並べていざ販売スタート!「いらっしゃいませ〜」と可愛い声があたりに広がり、道行く方が足を止めてくださいます。お子様連れの親子、おばあちゃん、中学生・高校生・小学生も「すごい取り組み!」と言ってくれて、商品を手に取っていただきました。外国人の団体さんにママが英語でPRする場面もあったり!小学生がお小遣いでおやつとして買ってくれる場面があったり、みかしほ学園のお兄さんとお姉さんと一緒に午後には商品の値段を割引価格にしたり、セット商品にしたり、時間の経過と共に各チームで工夫を凝らし。残りのカゴの商品を全部くださいと大人買いしてくれる人もいたり、予定の時間よりも前にすべての商品が完売し、チームには拍手がわきあがり達成する喜びの瞬間にこどもたちのキラキラの笑顔を見ることができました。

DAY6Zoom事後学習(全体ふりかえり)

一連の取り組みをふりかえりながら、自分の好きなことはなんだったか?もっとチャレンジしたいものは何かを問いかける事後学習タイム。夢や目標について、PDCAサイクル、集客について、食品の栄養素やカロリー計算について栄養士の先生のお話も交えて。この取り組みでみんなが感じたことをそれぞれの口から話をしてもらいました。しつこくしつこくどう思ったかをヒアリングして、何が楽しかったか、何を感じたか意見を言ってもらって、思いを他人に伝えることも大事な生きる力。ということで、まるごと体験プロジェクトのとうもろこし第2弾の企画はこれにて終了です。参加者の皆様、関係者の皆様、このプロジェクトを応援してくださる全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

参加してくれた保護者様のコメント

チラシから受け取ったメッセージからして、とても素晴らしく感じておりましたが、実際に参加させていただいて、運営の皆様お一人お一人の思いのこもったお仕事ぶりに心ひかれました。とてもアットホームな雰囲気で初めての子どもの心もキュッとつかんでくださって、楽しみながら、社会の仕組みのなかの自分というものを我が事として考え始め、また、考えたことを行動に移そうと思えるきっかけをいただいたなぁ、をまいてくださったなぁと感じています。

チラシの制作、ポップの制作など、広報の仕方など、運営の方のお仕事にもチラチラと触れる事ができた事が、実は息子にしっかり刺さっているのを感じました。農家さんのお人柄やお仕事ぶり、みかしほ学園の先生の関わり、関わったらくださった全ての人、お一人お一人の役割や立ち位置に触れることができたことで、心にモヤモヤっとして、いつか芽吹く種を蒔いていただいているのが、息子の言動の端々から実感として感じることができました。広報や裏方的なお仕事の現場にも触れられるような展開のされ方が実現すれば、関心をもつ子ども達にとって、とても価値がある事だなぁと思いました。

子どもだけでの参加の日もありましたが、いろんな職種を体験できて、大変有意義で、得るものは大きかったです。販売では、蚊が鳴くような声が、次第に声もでるようになり、店員の私は、注意されることもあったりと、ちょっとした成長が感じられました。コーチングは難しく、つい、××したらどう?○○は?と口をはさんでしまい、親も考えさせられる場面がいくつもありました。次回とはいわず、日常から、子ども自身が考え、行動できるように、歯がゆくても、子どもの意見をよくきいていきたいと思います。